SNN-しんだらなにものこらない-

頭の中を整理するため、文章を書くリハビリとして始めてみました

まる五年が経ちました。

彼氏が帰って来てからまる五年が経ちました。

月並みですが、あっという間だったような、もっと経っているかのような不思議な時間の感覚です。

Google Calendarにこの日を記録して、毎年、この日にありがたみを噛みしめる。

彼を知る多くの人たちが、彼がいなくなったことも帰って来たことも、その真相も何も知らずに、ただただ現在の彼の価値や存在について語っているけれど、私はひとりで、帰って来てくれてありがとうと思いながら過ごしている。

このありがたみは、誰かの不幸や悲しみの上に成り立っていることはもちろん承知の上だし、心が傷まない訳じゃない。

そういうことも踏まえて、今、メールをすれば返してくれることや、食事できることや、笑えることのありがたみを噛みしめる。

そしてそれは、5年と10ヶ月前に一瞬で失ったことと表裏一体で、もしかしたら、またすぐに私の前から消えてなくなってしまう恐怖と背中合わせだ。

なんか頭に浮かぶことをダラダラと書いてみたら、ポエムちっくになってしまったけれど。

なくしたくないけど、自分の意思とは関係なく、一瞬で消えてしまうっていうことを私は忘れないようにする。

彼も決して口には出さないけれど、そのことを私以上に理解しているから、今もこうして私のところにいるのだと思う。

なんか、強い気持ちを確認する日でもあるような、そんな日なのです。

ETCカードが即日発行された話

連休に突入する直前に、連休といっても世間的に連休で私自身は仕事だったわけですが、車で2時間のところの親戚に不幸がありまして、連休中に葬儀に参列することに。

喪服やら黒いパンプスやら、黒いストッキングやらを引っ張り出している最中に気づいたこと。あー!ETCカードの期限が切れている!

車はカーシェアで毎週のように乗ってはいるものの、都内の実家に帰るのみ。

だからETCカードなんて使わない。

最後に使ったのは去年の夏にアクアラインで千葉に行ったときかな。それくらい使っていない。

 

なので「ETCカードを入れてください」とカーシェアの車たちが言う度に、「入れません」と返していたのですが、いざ、使おうとしたら期限が切れてる!そんな……。

ていうか、カードって、そもそもカードって、期限が切れる前に新しいカードが来るものじゃない?

ムムム……と思って、カードについてくる紙的なやつ、あれを引っ張り出して見てみると……あーっ!住所変更されていない!カードを作り過ぎて、って言っても、お得ですよと勧められてカード作っても、年会費無料のやつだけ放置して引き出しに入れてあとは即、解約してるんですが、このETCカードは作る気が全くなくて、無理矢理、送りつけられる感じで作ったやつだったので、住所変更していなかったのです。

とはいえ、今は連休初日。ダメ元でETCカードにある紛失の場合というところに電話。

だって、カードのお客様センターとやらは、平日の9時〜5時しかやっていないから。

「あの、カードの期限が切れていまして。それに今、気付きまして。どうやら住所変更していなかったようなのですが、その場合、どうしたらよいですかね」と紛失担当のコールセンターに。

当たり前のようにコールセンターのお兄さんは「お客様センターへご連絡いただけますか?平日のですね午前9時から……」と返してくる。

そこを嫌な客として粘ってみる。

「どうしても明日、ETCカードを使いたいのですが、私のカードの状況がどうなっているかだけでも教えて頂けますか?つまり、失効されているのか住所不明で戻ってきてしまっているかだけでも…」

「ちょっとお待ちください(おまたせ音が5分くらい)お客様のカードは期限切れで解約となっております」あぁ、やっぱり。連休中には現金で高速道路だ。

 

諦めきれず、ETCカード 即日発行でググってみる。

出てきたのは、セゾンカード。ウェブで申し込みをして、SCなんかにあるセゾンカウンターで受け取れるらしい。

即、ネットで申し込み。っても、セゾンカードは、クラブONやら、三井のやらなんやらで、すでに3枚はある。4枚目だ。

VISA とマスターとアメックスで持っているから、今度はJCBで。そして、カウンター申し込みをしてみる。ETCカードにもチェック。

その日は仕事があったので、翌日。出発前に近所のSCのセゾンカウンターへ。

免許証だけでは本人確認に不備があってはならないと思い、電気の支払い表とは通帳とかハンコとかいろいろ持って行ってみることに。

メールで来ていた申込み番号を告げると、「はい、これがカードです」と、すぐに渡されました。さすが即日、発行。しかし、本命はETCカードだ。

カウンターのお姉さんは「それとお客様はETCカードもご希望ですね。……あ、ネットでお申し込みの際に、ETCカードにチェックされていますね。あぁ……チェックしちゃうと郵送なんですよー」。

なんですとー!なんのためにここまでやったのか。暑い中、ショッピングセンターまでやってきたのかー。うう。

「でもですね、ETCカードって1枚のカードで5枚まで発行できるんですよ。なので、今お渡ししたカードから、あと4枚作れますので、この場で発行しますねー。少々、お待ちください」

ええっ、即日発行できるの?ETCカードもらえるの?

「はい、おまたせしました。こちらがETCカードです。すぐに使えますよー」

やった、セゾンカード最強じゃないですか。ん?1枚のカードで5枚までってことは??

「すみません、ちなみに私、セゾンカードを他にも持っているのですが、ネットで申し込みをしなくても、カードを持ってこのカウンターに来れば、ETCカードだけでも作れたってことですか?」

「そうですね、1枚のカードで5枚までETCカードは作れますんで」

ええっ、それを早く教えてよ。まぁ、アフィリエイトで書いている人たちは、ウェブからカードの申し込みに誘導しないと書くメリットないもんなぁ。

私が普段から、ETCカードに無関心だったのがよくないわけで……

「じゃあ、これからは期限が切れていたら、このカウンターに来れば即、作ってもらえるんですね、ETCカード!」と言うと、お姉さんは、

「んー、でもセゾンのETCカードは有効期限がないんで、自動更新ですから、カードが磁気不良とかにならない限り、お越しいただかなくても大丈夫ですよ」と。

おお!セゾンカード最強!!4枚(4種類)作ってよかったぜ。

「お客様の場合、郵送でももう1枚、届きますから、おそらく、こちらにお越しいただかなくても大丈夫じゃないですか?」

すごいぞ。セゾンカード(のカウンター)。

無理矢理作らされて、期限切れて勝手に解約となっていた某ETCカード(しかも、引き落としが普段使っていない口座だから入金しないとならない!)とは雲泥の差だ。

次は時間のあるときに、この4枚をどうやって1枚にまとめるかを調べてみようっと。

ETCカードはセゾンカードのカウンターで即日発行。これだけはメモ。(ただし、収入とか借金とかそのあたりのことはあるみたいです)

あと1週間

あと1週間でホルモン治療も終わり。

毎朝、薬を飲むのが習慣になっていたので、長かったということかな。

すぐには更年期障害も治まらないと思うけれど、よくなるのだろうか。

まずは体重を元に戻したい。以前の服が着られるようになりたい。

もっと気軽に文章を書きたい。

 

そんな乳がんだけど、なってよかったとは決して思わないけれど、なくしたものよりも得たものの方が多かったように思う。

離婚したときもそうだけど、そういうマイナスの経験をしないと、結局、人の気持ちなんて変わらないし、理解しようとしないのかもしれない。

そう思うと、離婚もせず、子どもにも恵まれて、乳がんにもならず、そこそこいい暮らしで現在を迎えていたなら、すげー嫌なヤツだったかもな、私。

近所の観音様の話3

近所の観音様はますます大人気で、朝晩、新たな参拝人とすれ違います。

私はかなり長いこと、呪文のように報告してるので、3分くらい観音様の前にいるのだけれど、ちょっとした列ができるくらい人気があるのです。

なんか、オカルトっぽいというか、スピリチュアルっちくになってしまいますが、もっともっと人を呼んでこーい!と観音様たちに言われているような気がしてなりません。

今、必死で願っていることは、先日の海外での仕事以上の大きな仕事が決まりますようにということ。これで決まったら、なんかすごいを通り越している。そして、私以外にも参拝している人たちも、きっと何かが叶ったから来ているのだと思う。

 

ホルモン治療が終わって、更年期障害が治まったら、こういう文章ももとのようにちゃんと書けるようになるのかなぁ。

近所の観音様の話2

すごい。リハビリどころか全然書いてない!

相変わらず無気力です。仕事以外は映画ばかり見ています。ぼーっとしちゃうんだよね。映画のレビューの仕事をしていた時よりも映画見ているような。まぁ、ぼーっと見ているんですけどね。

近所の観音様の話も全くもって書いてない。忘れるにもほどがある。

ざっくり書くと……

毎日通る道に観音様を祀ってあるところがあって、毎日のように拝んでいるおばさんを見かける→

そのおばさんと話す→私も通る度に拝むようになる→

ほかの人から観音様のことを聞かれる→経緯を話す→

どんどんと拝む人たちが増えてきている

……といった具合です。やんわりとしたゴールデンゴールドみたいな、そんな感じ。

最初はそのおばさんしかいなかったのに、今はホントに増えてる!

 

で、ですね。私が願って叶ったというか、結果的に成就したことなんですけど。

(1)何度頼んでも女性と同居を続けている彼氏が家を出てくれた

(2)1の願いは叶ったが、とんでもない方向で叶ってしまった(別の相手と結婚した)

(3)遺伝子性の癌と言われお先真っ暗だったが取ってみたら違かった

(4)2の別の相手と結婚した彼氏が半年で帰ってきた

(5)絶対に決まらないと思っていた仕事が決まった

(6)宝くじが当たった

といった感じなんですけど、こうやって書いてみるとゴールデンゴールドちっくだな。

近所の観音様の話1

いつのまにか、放置していました。全てがこんな感じで嫌になります。

近所の観音様の話です。

家の近所に小さいお堂の観音様とお地蔵様がおられまして、正確には以前住んでいた部屋の近くで、今の部屋からは少しだけ離れておりますが、観音様が祀ってあります。

祀ってあるっていっても、お寺にある訳ではなくて、町の人たちが善意で代々守ってきたような、そういう観音様です。当然、名所でもなく、ホント、駐車場1台分くらいのスペースに裸電球1つがともっているようなところです。

近所に住んでいたとき、私はその観音様の前を通って毎日、仕事に行っていたのですが、夜に帰ってくる際、毎日、熱心に拝んでいるおばさんがいたのです。しかも結構、長いことブツブツ言いながら拝んでいるのです。なんだろう?すごい気になって毎日、そのおばさんを眺めて通っていました。

ある日、観音様の前に誰もいなかったので、ふと、お賽銭をあげてお水をかけてお線香をつけて拝んでみました。何気なく、深い意味もなく。手を合わせていると、あのブツブツおばさんがいるじゃないですか。思わず「この観音様、いい顔していますよね」とおばさんに話しかけてみました。するとおばさんは、

「それは、あなたの心がきれいだからそう見えるんですよ。ぜひ、お水をかけてあげてください」

と言うのでした。そうおばさんに言われた日から、おばさんを見かけることはあってもぶつぶつ何かを唱えていることはなく、代わりに私は毎日、観音様の前を通る度に、朝はお賽銭とお線香をあげて水をかけ、夜は水をかけていました。(つづく)

芸能ビザ(Pビザ)を取った話は必要か?!

先日、芸能ビザ(Pビザ)を取得してアメリカで仕事をしてきました。

私自身は芸能活動はしなかったのですが、サポートスタッフということで私もビザを取得しました。

で、ですね。私がアメリカのビザ、それもPビザを取らなくてはならないとなってから、ウェブであれこれ調べていたのですが、Pビザについて書いてるサイトやブログってないのね。留学のビザや結婚、婚約者のビザは結構、体験談があったのだけれど、Pはないの。それって、Pを取る人はみんな「あったりめぇだぜ」ってことなのかしら。みんな知ってることなのかしら?私みたいに、ビザのビの字も知らない輩は、アメリカで仕事しようなんて思っちゃいけないのかしら。

もしもですよ。ビザのビの字も知らない人がいて、Pビザって何日くらいかかったの?なんて知りたかったら聞いてください。私の経験談でよければ、お答えいたします。

 

ざっくりとですが、こんな流れでした。

・アメリカでのお仕事を頂き、どうやら観光やビジネスでは入国(仕事)出来ないと知る。

・ネットであれこれ調べて1週間。留学生関係の仕事をする知人、旅行会社にも聞く。

 ネットによると弁護士事務所に頼んでから3週間かかるらしい。費用もかかるらしい。

・アメリカ大使館のサイトを何度も読んでもPビザについては理解出来ず。仕方なくDS-160の書類を書いてみる。この頃は渡米予定の約5週前。DS-160の書類を作成しようとするも、受け入れ先の承認番号が必要だと知る。

・アメリカ側の仕事先にメールをして、DS-160用の承認番号が必要なので、移民局に行って申請してほしいとお願いする。当初は渋られる。書類を作成するのは面倒だから。かなり頑張って交渉してみたところ、移民専門の弁護士に相談するねーと明るい回答。ただし、移民局から承認番号がもらえるのは1ヶ月後らしいよーとも言われる。げ、間に合わないじゃんと内心思う。

・アメリカの仕事先が依頼してくれた弁護士さんからメールが来る。私は英語が話せないので、メールはグーグル翻訳(ではないけど、ギャグで)ですよーと返信するも、Fine!と謎の返事。私も頑張るので、あなたも頑張ってと言われ、毎日毎晩、彼女とメールでのやりとりが続く。

申請番号が弁護士さんから届く。渡米1ヶ月前。すぐにアメリカ大使館のサイト(実際は移民局)からDS-160の申請書類を作る。DS-160の書類についてはいろんな人がネットでも書いていたけれど、折れそうになるくらい面倒。英語が出来ない私にも親切な日本語解説が出てくるけど、意味分からないし。もっとやさしく教えて〜。てか、そんなことも出来ないやつはアメリカ来るなって感じね。ごもっとも。

DS-160の書類を作って、アメリカ大使館への面接予約を入れる。私が頼んだ時で面接は3日後。朝の8時半で予約。もちろん、面接前に申請料も支払いました。日本円で2万2千円くらい。萎える。

・アメリカ大使館面接の日。渡米2週間前。朝8時半の予約で7時15分に到着。私の前には3名が並んでいました。次の仕事があったので、10時半には出たいんだな〜、けど3名なら楽勝じゃん!と思いきや、「8時15分で予約の方〜」との声が。すると、はーいとばかりに私の後ろに並んでいた50名くらいの人たちのうち20名くらいが、わらわらと先に入っていく訳ですよ。ちょっと。8時15分枠なんてなかったんですけどー。あったらそっち選ぶわ、まぁ私も面接申し込みがギリギリだったし、仕方ないかと気持ちを切り替えて並んでいた訳ですが、次から次へと8時15分がやってくるじゃないですか。時間はもう8時20分過ぎで、おい、15分に遅刻したなら30分の人(しかも7時15分から並んでいるやつ、それは私)を優先せんかい!と思ったんですが、ここはぐっと我慢ですよ。ビザ取れないと困りますからね。

で、やっと私も入れる番になったのですが、中に入っても当然、待たされます。面接に備えて、英語でナンて答えたろかーと考えておった訳ですが、聞かれたことと言えば、何日行くの?え?2週間?ふーんそう、ビザ取れたわよ、あとで郵送するから的な、えっ、それでおしまい?私が英会話披露する場は?って具合。しかしながら、ビザが取れてよかったねです。心配になって、いつ頃届くの?と聞くと1週間くらいとの返事。まぁ、よかったです。

・ビザが手元に届きました。渡米1週間前。やったね、弁護士さんありがとう。しかし、一緒に行くスタッフの一人が書類に不備があったとのことで再度、書類を作る羽目に。そのスタッフさんは英語が全くだめというので私が代わって交渉することに。そこは敏腕弁護士さんです。私も毎日、大使館に連絡を入れるからあなたも毎日、連絡を入れてちょうだい、そしていつビザはもらえるの?と回答を得てちょうだい、と。大使館の方は日本語で答えてくれるけれど、そういう対応してくれるのかなーと思いつつ、毎日のように問い合わせ。ほとんどクレーマー。大使館の人、ごめんなさい。結果、渡米3日前に、再作成の目に遭ったスタッフもビザ取得。死闘と呼ぶのがふさわしい、戦いでした。ホント。

 

こんなんで、Pビザ取得のノウハウが分かったとはいえないでしょうけれど、ないよりまし。というかみんな苦労してるのよ、ってことだけでもわかりたいと思うんだけどなあ。

これだけはいえることがあるとするならば、受け入れ先が敏腕弁護士さんを雇ってくれることを交渉するのみ、です。受け入れ先が、こうまでしても、こちら側と仕事をしたいって思えてくれるかってことなのかなぁ。Pビザ、手強し!押忍。